松平忠昌が奉納した太刀=上越市立歴史博物館

松平忠昌が奉納した太刀=上越市立歴史博物館

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上越市立歴史博物館 高田藩主が奉納 太刀を保存展示

新潟日報(2018年10月9日)

 江戸時代初期に高田藩を治めた松平忠昌が米山薬師に奉納した太刀を、所蔵する上越市柿崎区の密蔵院(米山薬師別当)が上越市立歴史博物館に寄託し、同館で展示されている。

 太刀は松平忠昌が1623(元和9)年に米山薬師に奉納した。長さ117センチ、重さ1・6キロで、忠昌の抱え鍛冶だった助宗の作と伝わる。1958年に県の文化財に指定された。

 密蔵院の佐藤義隆住職(78)が「文化財を預かってほしい」と7月に博物館へ寄託。太刀は同館が県や市の補助を受けて保存修理し、刀身に付いたさびをきれいに落とした。

 佐藤さんは9月23日に上越市の有志グループ「謙信公『義の心』の会」の会員らと博物館を訪れ、名刀に見入った。佐藤さんは「もともとは高田城下で作られた刀なので、お城の近くにあるのがふさわしい。しっくりきます」と話した。

 博物館の宮崎俊英館長は「上越に刀鍛冶がいたことを紹介できる大切な史料だ。多くの人に見てもらいたい」と話した。

 展示は12月2日まで。

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