ライトアップされた旧斎藤家別邸=10日、新潟市中央区西大畑町

ライトアップされた旧斎藤家別邸=10日、新潟市中央区西大畑町

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夜空に錦絵鮮やか 旧斎藤家別邸 新潟・中央区

新潟日報(2018年11月12日)

 豪商が大正期に建てた新潟市中央区の「旧斎藤家別邸」で10日夜、日本庭園のライトアップが始まった。色づき始めた葉を柔らかな光が包み込み、来場者は秋の深まりを感じていた。

 砂丘の高低差を取り入れた庭園は2015年に国の名勝に指定されている。ライトアップは昼間とは違う雰囲気を楽しんでもらおうと始まり、7回目。同邸によると、ことしの紅葉は例年よりやや早く、来週には見頃のピークを迎える。

 来場者は邸宅の中から、部屋によって表情が変わる庭園の様子を楽しんだり、赤く染まり始めたモミジを写真に収めたりしていた。

 東区の会社員女性(32)は「池の水面(みなも)に映る紅葉もきれい。徐々に色づく様子を見にまた訪れたい」と話した。

 ライトアップは18日までの午後5時半~7時半(12日は休館)。一般500円、小中学生300円。

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