福井県南越前町の今庄365スキー場で12月13日、シーズン中の無事故と盛況を願う安全祈願祭が行われた。人工造雪機のフル稼働でセンターゲレンデは滑走可能となり、15日に営業を開始する。
同スキー場を指定管理するマックアース(兵庫県)の古谷正之取締役や岩倉光弘南越前町長ら32人が出席し神事が営まれた。古谷取締役は、昨シーズンの利用者が約9万5千人と、12年ぶりに9万人を超えたことに触れ「交通アクセスが良く設備の充実した施設を十分に活用し、10万人を目標にしたい」とあいさつ。ゲレンデでテープカットした。
ゲレンデはまだ薄緑色の芝生が目立つが、全長750メートル、最大斜度31度のセンターゲレンデには人工雪の白いコースが現れた。初級~上級者向けの全8コースがあり、積雪が十分になり次第、ほかのコースもオープンする。スノーボーダーは「チャレンジコース」以外を楽しめる。台風被害の影響で昨シーズン営業を中止した2コースも再開する。