えちごトキめき鉄道（新潟県上越市）としなの鉄道（長野県上田市）は４月、それぞれの観光列車を相互に乗り入れる。両社は新潟、長野両県の交流促進につなげたいとしている。

　観光列車は、通常は妙高高原－糸魚川間で運行されるトキ鉄の「雪月花」と、軽井沢－長野間を走るしなの鉄道の「ろくもん」。

　相互乗り入れは昨年に続いて２回目。上越市と上田市は戦国武将の上杉家と真田家ゆかりの姉妹都市で、それぞれの桜の見頃の時季に合わせて運行する。

　雪月花（定員３７人）は４月５日午前１０時ごろ直江津を出発し、高田、上越妙高を経て午後１時ごろ上田着。午後２時ごろ上田を出発して同５時ごろ高田に着く。料金はいずれも食事付きで２万１８００円。

　ろくもん（同７２人）は１３日午前１１時３６分に長野を出発し、高田を経て午後１時３３分に直江津に到着。復路は午後２時２４分に高田を出発し、同４時２１分に長野に着く。料金は直江津行きが食事付き２万１８００円、長野行きはスイーツを楽しめる軽食付き１万９８００円。ろくもんは往復便とも弁当プラン（大人１万２８００円、子ども９８００円）がある。

　２月２７日から予約を受け付ける。問い合わせは各予約センター、雪月花が０２５（５４３）８９８８、ろくもんが０２６８（２９）００６９。いずれも午前１０時～午後５時。