明治開業以来の姿を伝えるえちごトキめき鉄道二本木駅の駅舎=上越市中郷区

明治開業以来の姿を伝えるえちごトキめき鉄道二本木駅の駅舎=上越市中郷区

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上越・二本木駅舎 有形文化財に 鉄道草創期の姿伝える

新潟日報(2019年3月19日)

 国の文化審議会(佐藤信会長)は18日、新潟県上越市中郷区のえちごトキめき鉄道二本木駅の駅舎など7件を含む、建造物153件を登録有形文化財にするよう柴山昌彦文部科学相に答申した。近く告示される。県内の登録有形文化財(建造物)は479件となる。

 二本木駅は現役の駅施設で、戦前に建設された旧信越本線の駅舎やホーム上屋などの施設一式が残る。駅舎のほか、ホーム上屋やホーム待合所、地下道および上屋、倉庫、ランプ小屋、スイッチバック線雪囲いの計6棟1基が答申された。

 駅舎やランプ小屋は1910(明治43)年に建築。駅舎は寄棟(よせむね)造りの平屋建てで、東西2面の屋根下には冬期間の採光を目的とした高窓が並ぶなど、鉄道草創期の雪国ならではの姿を伝えている。

 折り返し線で列車の進行方向を変えるスイッチバックが県内で唯一あり、スイッチバック線の全長112メートルの長大な雪囲いは、豪雪地帯に特化した独特な景観を形成している。

 えちごトキめき鉄道の嶋津忠裕社長は「登録は地元の方の情熱と思いのたまもので、非常にうれしい」と話した。

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