つぼみが膨らんだ高田公園の桜。開花を期待して市民らが訪れた=31日、上越市

つぼみが膨らんだ高田公園の桜。開花を期待して市民らが訪れた=31日、上越市

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寒の戻り開花足踏み 上越・高田観桜会4月1日開幕

新潟日報(2019年4月1日)

 寒の戻りに桜のつぼみも足踏み-。新潟県内は3月31日、低気圧の影響で断続的に大雨が降るなど不安定な天気となった。4月1日は平年より気温が低めとなる見込みで、「高田城百万人観桜会」が同日開幕する新潟県上越市・高田公園の桜の開花宣言はもう少し先になりそうだ。

 新潟地方気象台によると、上越市(高田)は31日、ほぼ平年並みの最高気温12度を観測した。桜のつぼみが膨らみ始めた高田公園では時折青空がのぞく中、住民や県外客が一足早い花見に訪れた。

 群馬県渋川市の自営業女性(66)は「開花が早いと聞いたので期待したが、まだ数える程度だった」と残念がった。

 日本気象協会新潟支店によると、最新の桜の開花予想は高田公園が3日、新潟市が5日。同協会は「寒の戻りも考慮し、前回予想よりも日にちを遅らせた」としている。

 1日も寒気が流れ込み、県内は朝と晩を中心に雨となる見込み。2日には一部で雪も予想されている。

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