夜に浮かぶしだれ桜=4月5日夜、福井県越前市本町の大寶寺

夜に浮かぶしだれ桜=4月5日夜、福井県越前市本町の大寶寺

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お寺のしだれ桜、ライトアップ 福井・越前市

福井新聞(2019年4月7日)

 福井県越前市本町の大寶寺の名物、しだれ桜が見頃を迎えている。午後6時からはライトアップが始まり、夜に浮かぶ淡い桃色の花が幻想的な空間を創り出している。

 同寺のしだれ桜は、幹回り約1メートル、高さ約8メートル。横に大きく枝を広げており、覆いかぶさるような桜を通路から間近で見上げることができる。5日夜は、住民や花見客が訪れ、カメラで撮影をしたり、ゆっくりと桜を観賞したりしていた。

 吉田悦應住職によると、今年は3月24日に開花を確認し、30日に満開になった。現在のしだれ桜は、1965年に台風で折れた木の根元から新しく芽吹いたもので、樹齢は54年。吉田住職は「毎日100人ほどが訪れ、桜を楽しんでくれている」と話している。

 見頃は7日ごろまで。ライトアップは開花している間、午後9時半まで行う。

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