県漁協小木支所の第18次インドネシア漁業実習生歓迎会は16日、能登町の同支所で開かれ、18~23歳の実習生が船主や船長らと顔を合わせ、3年間にわたって技術習得に取り組むことを誓った。
県漁協で受け入れた29人のうち24人と、福井県の実習生1人が出席した。後日入国する5人を含め、実習生は1カ月間研修を受けた後、中型イカ釣り船や定置網漁船などに乗り込み、実習を行う。
歓迎会には、在日インドネシア大使館のボブ・フェリックス・トビン公使が初めて参加し、実習生を激励した。県漁協の笹原丈光組合長があいさつし、持木一茂町長らが祝辞を述べた。
ムハッマド・アリスモンさん(18)とエム・リンバワンさん(19)が「『郷に入れば郷に従え』の言葉通り、日本での生活に早く慣れたい」と意欲を述べた。
ボブ公使は同日、珠洲市役所も訪問した。