大佐渡石名天然杉遊歩道のオープンに向け、安全点検を行う関係者=16日、佐渡市

大佐渡石名天然杉遊歩道のオープンに向け、安全点検を行う関係者=16日、佐渡市

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巨木の造形美 石名天然杉遊歩道 17日オープン 佐渡

新潟日報(2019年5月17日)

 厳しい風雪に耐え、幹や枝が奇妙な形に変化した大木が密集する大佐渡山脈の石名天然杉遊歩道が17日にオープンした。雪が積もる11月中旬ごろまで開放される予定だ。16日には、新潟県の担当者らが遊歩道を最終点検し、安全を確認した。

 遊歩道は、2001年に開放が始まった。大佐渡山脈の標高900メートルほどに位置する県有林にあり、作業道を含め約1・8キロの道のり。今年の積雪は平年並みだったが、除雪作業が早く進み昨年よりおよそ1週間早いオープンとなった。

 道沿いでは、雪の重みや強風で変形した「象牙杉」や「羽衣杉」などの大木を観察できるほか、キクザキイチゲやザゼンソウなど春の草花が見頃を迎えている。

 昨年の来訪者は延べ約3500人と例年より少なかった。石名-和木の林道の一部が17年10月の台風の影響で崩落し通行止めになっていたためだが、18年9月に解除され、今年は来訪者の増加が見込まれる。

 この日は、県や警察、消防などの関係者16人が遊歩道をパトロールした。来訪者が道に迷わないようロープが緩んでいないか確認し、道に大きな枝などの障害物がないか調べた。

 県佐渡地域振興局の古寺静雄林業振興課長は「天候によっては足場が悪い所もある。山歩きの支度をしっかりして、自然の造形美を楽しんでもらいたい」と話した。

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