見頃を迎え、ハイキング客らを楽しませているヒメサユリ=23日、三条市森町

見頃を迎え、ハイキング客らを楽しませているヒメサユリ=23日、三条市森町

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かれんな姿にうっとり 三条・下田

新潟日報(2019年5月24日)

 新潟県三条市下田地区で、市の花として知られるヒメサユリが見頃を迎えている。同地区森町のハイキングコース「ヒメサユリの小径(こみち)」では、新緑の中で淡いピンク色のヒメサユリが風に揺れ、かれんな姿が訪れた人を楽しませている。

 小径を管理する「越後三条 高城ヒメサユリ祭り実行委員会」によると、今年は例年通り20日ごろに咲き始め、現在ほぼ満開の状態。5月末ごろまで花を楽しめる。

 23日は晴天で、観光客らはヒメサユリの群生地にさしかかると足を止めて花に顔を近づけたり、写真を撮ったりしていた。小径を初めて訪れた埼玉県の女性(80)は「若い頃からここのヒメサユリが見たかった。手つかずの野生で、こんなにいっぱいきれいに咲いているのはすごい」と見入っていた。

 ハイキングコース入り口の駐車場では、31日まで「越後三条・高城ヒメサユリ祭り」が開催。ヒメサユリの苗や地元の野菜などを販売する。会期中に撮ったヒメサユリのフォトコンテストも開かれている。

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