巣穴から顔を出したマゼランペンギンのひな(奥)。

巣穴から顔を出したマゼランペンギンのひな(奥)。

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上越うみがたり ペンギンひな20羽誕生 珍ナマコも展示

新潟日報(2019年6月3日)

 新潟県上越市立水族博物館「うみがたり」でマゼランペンギンのひなが生まれ、元気に育っている。昨年6月の開業後、初の繁殖シーズンだったが、飼育環境の改善効果も現れ、順調な繁殖となった。令和生まれのひなもおり、愛くるしい姿で来館者を出迎えている。

 同館はマゼランペンギンの飼育数世界一を誇り、現在は約130羽を飼育。繁殖シーズンは春だが、昨年は開業を控えた引っ越し、おととしは鳥インフルエンザの流行に伴う屋内飼育と、環境変化が続いたため、繁殖には至っていなかった。

 飼育スペースは旧館ではコンクリート張りだったが、うみがたりでは土に変えるなど、生息地の環境に近づける工夫を行った。3月に1羽目が生まれ、これまでに約20羽が誕生した。3月生まれのひなはプールで泳ぎ回るまでに成長。まだふかふかの毛に覆われているひなもいて、親にエサをねだる姿なども見られる。

 家族4人で訪れた長野市の会社員男性(31)は「これほど近くでペンギンを見たのは初めて。かわいいひなを見ることができてよかった」と笑顔で話した。

 また、同館ではおなかだけが白い珍しいマナマコを展示中だ。体長20センチほどで、5月17日に糸魚川市能生の海で漁業者が見つけた。全身が白い個体は10万匹に1匹程度とされるが、同館は「今回の個体はそれ以上に珍しいと考えられる」としている。

 同館によると、全身が白い個体は突然変異が原因で色素を体内で作り出せない。一方、今回の個体は色素自体は作れると推定されるが、なぜ一部だけが白いのかは不明だという。同館3階の「アマモ水槽」で飼育、展示を続け、体色に変化が起きないかなど経過観察していく。

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