一面に咲き乱れるトビシマカンゾウ=4日、佐渡市願

一面に咲き乱れるトビシマカンゾウ=4日、佐渡市願

新潟県 佐渡 花・紅葉

草原一面初夏の色 トビシマカンゾウ見頃 佐渡・大野亀

新潟日報(2019年6月7日)

 佐渡に初夏の訪れを告げるトビシマカンゾウが、新潟県佐渡市願の大野亀で見頃を迎えた。6月4日は快晴の下、訪れた人々が草原に広がるかれんな黄色い花を楽しんだ。

 大野亀は島の北端にあり、約50万株が群生する。ほとんどが自生だが、地元住民やボランティアが一部を植え替えたり、雑草を刈ったりして保護している。

 佐渡両津海府観光協会によると、今年の開花時期は例年より遅めだったが、気温が高めで、短い期間で咲きそろったという。6月中旬まで楽しめる。

 大阪府から訪れた男性(77)は「ここを目当てに来島した。一面に群生しているのがきれいだ」と話した。

 大野亀では8日夜と9日に「佐渡カンゾウ祭り」が開かれる。問い合わせは実行委員会、0259(26)2410。

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