妙高山(2454メートル)や火打山(2462メートル)など妙高山系の山開きに合わせて6月30日、新潟県妙高市の関山神社で安全祈願祭が行われた。
一般社団法人妙高ツーリズムマネジメント(通称・妙高観光局)が主催し、地元住民や観光関係者ら約50人が参加。神事では玉ぐしをささげて、多くの登山客の来訪と夏山シーズンの安全を祈った。
妙高山、火打山では昨秋に続き、任意の入域料徴収実験が行われる。同局の古川征夫会長は「登山道の整備などにつながる。多くの方々にどしどし登って楽しんでもらいたい」と話していた。
火打山の山頂付近や、妙高山への縦走ルートには雪が残っているという。霧が出やすいこともあり、同局では十分な装備で計画的な登山をするよう呼び掛けている。