アパリゾート上越妙高(新潟県妙高市桶海)にある集客型庭園「ひまわりコキア王国」で、紅葉したコキアが一面に広がり、見頃を迎えている。7日は丸みを帯びて真っ赤になったコキアが風に揺れ、訪れた人を楽しませた。
庭園には15万本のコキアが植えられ、紅葉を待つ緑色や黄金色のものがグラデーションを織り成している。
枝や茎を乾燥させ、ほうきの材料になることから「ほうき草」とも呼ばれるコキア。大きければ高さ1メートルになるというが、今年は昨年に比べ梅雨明けが遅れた影響から生育が十分でないものも。広報担当の宮下直樹さん(49)は「小さくてかわいらしい形から大きくてまん丸なものまで、さまざまなコキアの紅葉を楽しんでほしい」と呼び掛けている。
見頃は中旬まで。午前10時~午後5時(最終入場は30分前)。入園料は800円で、小学生以下と訪日外国人は無料。