「ようま芸能絵巻」のリハーサルをする民謡団体=佐渡市相川羽田町

「ようま芸能絵巻」のリハーサルをする民謡団体=佐渡市相川羽田町

新潟県 佐渡 祭り・催し

ようま芸能絵巻11月開催 佐渡・佐州おーやり館

新潟日報(2019年10月16日)

 佐渡の芸能と料理を楽しむイベント「ようま芸能絵巻」が11月、新潟県佐渡市相川羽田町の佐州おーやり館で開かれる。島内の民謡団体などが民謡や人形芝居などを披露。風情のある和室で芸能と郷土料理を楽しむ。

 「ようま」は佐渡の方言で「夜」の意味。佐渡の芸能に親しみ、夜の市街を楽しんでもらおうと、国民文化祭の一環で初めて開催。11月2~23日の土曜日に計4日開催する。佐州おーやり館は老舗旅館を改修した建物で、かつて尾崎紅葉や太宰治らが宿泊したとされる。

 参加者は10人ずつ和室に分かれ、佐渡の郷土料理や地酒を味わう。地域の民謡団体など各日5団体が和室を回り、「相川音頭」「小川甚句」などの民謡や人形芝居、伝統芸能の「春駒」「やわらぎ」などで参加者をもてなす。

 4日には出演団体が、当日の動きを確認するためリハーサルを行った。客の間近で「佐渡おけさ」などを披露。和室には三味線や笛の音が響き渡った。

 企画運営する佐渡文化財団は「佐渡の芸能の豊かさ、奥深さを楽しんでもらいたい」としている。

 午後6~8時。参加料は3千円。飲み物は別料金。定員は各日30人で、電話やホームページなどで申し込む。

 問い合わせは佐渡文化財団、0259(58)9112。

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