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ネットで北前船講座 佐渡宿根木や新潟の花街も

新潟日報(2019年12月3日)

 江戸時代から明治時代にかけて日本海の交易を担った北前船について学ぶ無料講座が、インターネット上で開かれている。専用サイトに講義形式の動画がアップされており、新潟県や北海道、関西など全国各地の寄港地にもたらした文化と産業を、専門家が分かりやすく紹介している。

 新潟と長岡、上越、佐渡、出雲崎の県内5市町を含む全国45自治体でつくる「北前船日本遺産推進協議会」などが、北前船の歴史文化を広く知ってもらおうと企画した。

 タイトルは「学べばわかる北前船 一獲千金の夢とロマン、人・モノ・文化の交流史」。小樽商科大の研究員、高野宏康さんが講師を務め、女子大生ユーチューバーのきぃさんが生徒として出演している。

 講座では、船主自身が米やニシン、昆布などを買い入れて取引する商売「買積(かいづみ)」などについて解説。船大工が住んでいた佐渡市の宿根木や、船乗りの憩いの場だった新潟市の花街、岡山県倉敷市の港が綿花の栽培と積み出しで栄えたことなど県内外の北前船ゆかりの地について触れている。

 講義は1回10分ほどで、全30回。選択式のテストがあり、一定の点数を取ると修了証がもらえる。2020年3月末まで受講できる。

 協議会は「北前船と全国各地の関わりを知って、理解を深めていただきたい」と呼び掛けている。講座の申し込みは公式ホームページ、https://gacco.org/kitamae-bune/

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