商品化した「むかごジェラート」

商品化した「むかごジェラート」

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味わい深い阿賀 むかごジェラート 新作そろえカフェ

新潟日報(2019年12月23日)

 新潟県阿賀町と阿賀黎明高校が連携し、同校生徒の学習を支援する公営塾「黎明学舎」に通う生徒たち約10人が、28日と1月5日の限定カフェを、津川温泉清川高原保養センターで開く。販売するのは、自然薯(じねんじょ)のつるにできた肉芽入りの「むかごジェラート」、雪椿やくるみなどを使い独特の味わいをしたシロップのかき氷。生徒たちは、自分たちが発案した両商品に愛着を深め、「阿賀町ならではの味で町の魅力を伝えたい」と意気込んでいる。

 黎明学舎は学力定着や進路選択のサポートなどを目的に、2016年9月に発足。本年度からは地域資源を活用し、地域住民と協力した学びの場づくりも本格的に展開している。

 9月に町内で開催された「阿賀野川レガッタ」では、地元住民らと連携して地元産食材を使ったシロップを自作し、オリジナルかき氷として販売した。商品開発には試作会や試食会を重ねて準備したほか、店頭販売でも原価計算や接客対応などを体験して、職業意識の醸成を図ってきた。

 今回のカフェに向け、生徒たちは10月に「奥阿賀くるみ研究会」とともにクルミを採集したほか、11月には地元農家「目黒農園」でむかごの収穫といった作業に励み、新たな商品開発を手掛けた。肉芽のしっとりとした食感と自然薯の風味が楽しめる「むかごジェラート」を地元ジェラート店「れふぇり」に提案し、商品化にこぎ着けた。

 11月30日、12月1日には、新潟市江南区のイオンモール新潟南店で開かれた「新潟フェア」で先行販売し、ほぼ完売した。2日からは、「れふぇり」でも店頭販売を行っている。

 また9月に販売したオリジナルかき氷についても、手間や作業を効率化させて提供できるシロップを再検討。試作や試食を繰り返した末に、これまでの雪椿のほか栗あんや自然薯、メープルクルミの新味を加えた。

 準備を進めてきた1年の男子生徒(16)は「何事も経験。今までの活動の経験を生かし、楽しみながらやりたい」と強調。店長を務める3年の男子生徒(17)は「これまでの活動の集大成。自分たちの商品を通じて、阿賀町をできるだけ多くの人に知ってもらいたい」と力を込めた。

 カフェは、午後1時~6時。300円均一。1月5日はジェラート販売のみ。問い合わせは黎明学舎、0254(92)7724。

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