佐渡産ル・レクチエのゼリー

佐渡産ル・レクチエのゼリー

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販路拡大へ首都圏販売 佐渡産ル・レクチエのゼリー

新潟日報(2020年3月11日)

 新潟県の佐渡産の西洋ナシ「ル・レクチエ」を活用したゼリーが、首都圏の高級スーパーで3月下旬から販売される。傷や形などで規格外とされた実を使用。県外での佐渡産食材のPRにつなげたい考えだ。

 市が販路拡大プロモーションの一環で企画。小売価格は1個500円で、大ぶりにカットした果肉が楽しめる。JA佐渡管内で収穫した規格外のル・レクチエ700キロを加工した。高級スーパー「紀ノ国屋」の各店舗で計千個を先行して販売する。

 佐渡産のル・レクチエは多くが贈答用として島外へ出荷される。規格外品をより高い価格で販売できる加工用の販路を設けることで、農家の収入を安定させる狙いがある。

 加工は岡山県の企業「角南製造所」が行う。パッケージには世界農業遺産(GIAHS=ジアス)のブランドマークも添え、佐渡産食材の品質や安全性をアピールする。

 市はこれまで同スーパーで佐渡産イチジクなどの店頭販売を行ってきた。市農業政策課は「ゼリーで佐渡のル・レクチエを知ってもらい、果実の購入にもつなげたい」としている。

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