北陸新幹線開業5周年を記念して販売する駅弁「上越後弁当」=12日、上越市

北陸新幹線開業5周年を記念して販売する駅弁「上越後弁当」=12日、上越市

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上越地域の食 駅弁に 上越妙高駅で販売

新潟日報(2020年3月13日)

 北陸新幹線の開業5周年を記念し、ホテルハイマート(新潟県上越市中央1)が14日から上越妙高駅で上越地域の食材を使った新作駅弁「上越後(かみえちご)弁当」を販売する。北陸新幹線が停車する同駅の駅員がアイデアを出した共同企画商品。駅弁を通じ、新幹線と駅のさらなる活性化につなげたい考えだ。

 昨年夏に同駅から駅弁開発の提案を受け、準備をしてきた。販売開始を前に12日、ハイマートで披露された。酢飯の五目ご飯にはレールを模した根曲がり竹、青信号をイメージしたグリーンピースが載るなど遊び心があふれ、ゲンギョ、メギスの天ぷらなど、上越地域の食材も多く取り入れた。

 包装紙は同駅側で考案。上越地域に春を告げる妙高山の雪形「跳ね馬」をバックに、黄金色の稲穂の中を北陸新幹線のE7系が走るデザインで沿線の魅力を表現した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、14日に上越妙高駅などで予定されていた5周年記念のイベントは軒並み延期や中止となった。ハイマートの山﨑邦夫社長は「新幹線利用者が減り、イベントもなくなる大変な状況だが、地元の方にも食べてもらい、5周年を喜んでもらえれば」と話した。

 弁当は1350円(税込み)で販売期間は未定。同駅の「山﨑屋」で販売する。問い合わせは山﨑屋、025(520)4210。

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