5月30日にオープンする売店用のプレハブ(左)が準備された称念寺境内=5月25日、福井県坂井市丸岡町長崎

5月30日にオープンする売店用のプレハブ(左)が準備された称念寺境内=5月25日、福井県坂井市丸岡町長崎

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明智光秀ゆかり称念寺、おもてなし再び 境内にグッズ店も

福井新聞(2020年5月26日)

 明智光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が越前編に入る中、光秀が門前に10年間暮らしたとされる福井県坂井市の称念寺を核としたおもてなし事業が、再開に向けて動きだした。新型コロナウイルス感染症の影響で中断した状態だったが、5月30日にはグッズ販売店が境内にオープンし、地元住民らによる観光ガイドは個人参拝者にも対象を広げる。

 24日に放送された「麒麟がくる」では称念寺の住職が登場した。現住職は「越前の人たちが光秀公を支えていたことが垣間見られてよかった。天下を狙うほどの人物がいたことを誇りに思ってもらえれば」と話した。

 地元住民や坂井市などでつくる「称念寺観光おもてなし実行委員会」が開く販売店には、光秀オリジナルパッケージで包装した福井の銘菓や「麒麟がくる」とコラボしたグッズなどが並ぶ予定。

 バスツアーを対象にしていた観光ガイドは2月以降、新型コロナ感染拡大の影響で100件近くがキャンセルとなった。緊急事態宣言が全面解除されたとはいえ、新型コロナ以前のような観光客の往来は当面戻らないとみられるため、個人客にもガイドの対象を広げる。

 「麒麟がくる」の越前編が始まったこともあり、個人客は少しずつ増えている。25日に参拝した60代の夫婦は「光秀は好きな武将。門前に10年間暮らしていたことはとても興味深いですね」と話した。

 観光ガイドも務めるおもてなし実行委の会長は「苦労に苦労を重ね、精神的な飛躍を果たした地であることを広めていきたい」と意気込んでいる。

 境内の北側には車7台分の駐車場が完成。トイレも完備し、30日までに供用を始める。

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