越前焼で間接照明の「陶あかり」を作る体験が7月1日から、福井県越前町の県陶芸館で行われる。8月30日まで、休館日の月曜を除き毎日開催される。来場者に作ってもらった陶あかりを一堂に集め、秋に開催予定のイルミネーションイベントで展示する。
昨年に続き、2度目の開催。陶あかり作りは、釣り鐘形に整えられた越前焼の粘土に、道具や型抜きを使って好きな形の穴を開けていく。ナイフ状の道具や、ハートや星などの型抜きが用意されており、自分だけのオリジナルが作れる。
来場者1人につき2個作る。一つは約40日後に完成した後、自宅用に持ち帰ることができ、もう一つはイルミネーションイベントでの展示用として陶芸館で保管する。展示は2千個が目標で、中に発光ダイオード(LED)を入れ、穴から光が漏れ出る照明となる。
体験の受け付けは午前9時から午後3時まで。料金は500円で、事前予約も受け付けている。問い合わせ、予約申し込みは陶芸館=電話0778(32)2174。