大盛りメニューが目玉の「越前めん処(どころ) 江戸屋」(福井県越前市高瀬2丁目)が総重量約8キロの"デカ盛り"ボルガライスを商品化した。大食いに自信のある人限定で完全予約制。9月28日は福井の情報を発信するメディアサイト「フクブロ」が、ボルガライスの大食いに挑む動画を撮影した。
新型コロナウイルス禍でも明るく笑顔になれるメニューを作ろうと、店主の栗塚明さん(50)が考案した。同店メニューにある約5キロボルガライスをはるかに超える大きさで、約3キロの米と卵40個で作ったオムライスの上にカツ30枚を乗せ、たっぷりのデミグラスソースをかけた。
動画撮影では、市内外のボルガライス愛好家でつくる「日本ボルガラー協会」の代表、ボルガチョフこと波多野翼さん(35)が栗塚さんから挑戦状を受け取り大食い開始。制限時間50分で、波多野さんやフクブロメンバーら計5人がリレー形式で挑戦した。
山盛りの一皿がテーブルに運ばれると一同は騒然。食べ進めるうちにご飯の中から巨大な豚の角煮が出てきたり、サービスのうどんが振る舞われたりするなどのサプライズもあり、5人は満腹に苦しみながらもボルガライスを味わった。撮影した企画は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で10月9日に公開する。
栗塚さんは「コロナが落ち着いたら、全国のフードファイターにぜひ挑戦してほしい」と話していた。
税込み1万2千円。1人で1時間以内に食べ切ると無料になる。前日までに予約が必要。問い合わせは同店=電話0778(24)3248。