慎重に会場に搬入される千輪菊=10月5日、福井県越前市武生中央公園

慎重に会場に搬入される千輪菊=10月5日、福井県越前市武生中央公園

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たけふ菊人形10月9日開幕 福井県越前市 千輪菊お出迎え

福井新聞(2020年10月6日)

 10月9日に開幕する「2020たけふ菊人形」で展示される「千輪菊」が5日、会場の福井県越前市武生中央公園に搬入された。

 千輪菊は、早生品種で黄色い花をつける「岸の秋鈴」。直径3メートルのドーム状で、摘芯を繰り返すことで枝を増やし、1本の菊苗に約380輪の花が付いている。菊人形の展示に合わせ、同市万葉菊花園の職員が2年がかりで育ててきた。

 菊花園で千輪菊をトラックに積み込み、会場の武生中央公園に搬入。メインストリートの中央部分に同園職員らが慎重に設置した。まだつぼみのものもあるが、菊人形開幕に向けてさらに華やかになっていくという。見ごろは2週間ほど続き、菊人形期間中に晩生品種と入れ替える。

 菊花園の担当者は「8月の猛暑で伸び悩んだ時期もあったが、自信を持ってお見せできる状態に育ってくれた。ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。

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