二本木駅の線路で石を拾う、えちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長と社員ら=上越市中郷区

二本木駅の線路で石を拾う、えちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長と社員ら=上越市中郷区

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「線路の石」 好評につき もうすぐ再販! 上越・トキ鉄

新潟日報(2020年10月9日)

 えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)が、今夏に発売わずか10日ほどで完売した「線路の石」の缶詰の再発売準備を進めている。5日には社員ら6人が、二本木駅(同市中郷区)で線路に敷かれている石を拾った。今回集めた石は重さ約100キロに上り、缶詰500~600セット分になる見通しで、今月中の発売を目指す。

 「石は原価がかからず、食品のように腐るわけでもない」と、鳥塚亮社長がグッズ化を発案した。6月の初回発売後、珍しい商品として全国的に話題となり、用意した250セットはすぐに完売。再発売に向けて準備を進めてきた。

 前回と同様、少なくとも約50年前から線路に残されているという貴重な玉砂利を集めた。丸みのある見た目が特徴的で、自ら石拾いに参加した鳥塚社長は、「昭和の集団就職列車の時代から安全を支えてきた貴重な石だ」とアピールする。

 石はワックスをかけた上で、他社の石の缶詰と合わせた3点セットで発売する予定。鳥塚社長は「鉄道を残すために、売れる物は何でも売ろうと頑張っている。トキ鉄を応援するつもりで、夢を買ってもらいたい」と呼び掛けている。

詳細情報

リンク
「えちごトキめき鉄道株式会社」HP https://www.echigo-tokimeki.co.jp/
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