スキー板を使ったスポーツ用品店の絵看板などを紹介する宮越紀祢子さん=上越市

スキー板を使ったスポーツ用品店の絵看板などを紹介する宮越紀祢子さん=上越市

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絵看板が復活 歴史散策楽しんで 上越・高田本町商店街

新潟日報(2020年11月4日)

 新潟県上越市高田地区の本町商店街が店頭にレトロな絵看板を復活させ、まちのPRに活用している。はんこやげたをデザインしたユニークな絵看板が並び、人々の目を楽しませている。今秋には、スキー板やはんてんの形をした7枚が新たに完成。商店街は「絵看板をきっかけにファンを増やしたい」と意気込んでいる。

 城下町として栄えた高田を代表する本町商店街には、創業100~400年以上の老舗店が30以上も軒を連ねる。商店街の活性化を目指す「高田本町百年商店街プロジェクト」の一環として2年前から、江戸時代に多くの商店で見られていた絵看板を復活させ、集客につなげようとしている。

 絵看板は昨年までに23枚が製作された。みそだるをモチーフにしたみそ屋の看板や、大根をあしらった青果店の看板などバラエティー豊か。旅館から薬局に変わった店などは、その歴史を感じてもらおうと、以前の業種の看板を出している。

 先月には、呉服店やスポーツ用品店などの7枚が完成した。スポーツ用品店の看板には、大正時代に実際に使われていた木製のスキー板を使用。かつて銭湯を営んでいた理容室の看板は、江戸時代から銭湯を表すシンボルでもあった弓矢を描いた。

 こうした絵看板は、本町3丁目商店街振興組合の事務局長を務め、自宅でデザイン工房を営んでいた故鈴木義雄さんが、今年8月に66歳で亡くなるまで、主に製作を手掛けていた。

 鈴木さんが丹精込めて作った絵看板で商店街を盛り上げようと、「本町3・4・5商店街振興組合連合会」は8日、完成記念のセレモニーを、本町3の高田まちかど交流館で開く。

 さらに、14、15の両日には、ガイドと一緒に商店街を巡りながら絵看板を楽しむツアーも行う。

 プロジェクトの代表で、創業約430年の和菓子店「大杉屋惣兵衛」の宮越紀祢子さん(75)は、「城下町だった当時の面影が消えていく中でも、絵看板を通じて歴史を感じてもらえれば」と期待している。

 ツアーは午前10時~11時半。軽食付きで1500円。両日とも定員5人。申し込み、問い合わせは本町3丁目商店街振興組合、025(522)1829。

詳細情報

リンク
「高田本町商店街」HP http://honcho.jp/

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