ロッテアライリゾート=2018年3月(本社ヘリから)

ロッテアライリゾート=2018年3月(本社ヘリから)

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日本ベストスキーリゾート 「ロッテアライ」最優秀賞

新潟日報(2020年12月8日)

 世界中のスキーヤーらが選ぶ「ワールド・スキー・アワード」の「日本のベストスキーリゾート2020」部門の最優秀賞に、新潟県妙高市のロッテアライリゾートが選出された。北海道以外のスキーリゾートが同賞を受賞するのは初めてで、関係者は「今後も積極的に海外にアピールして、楽しめるスキーリゾートにしたい」と喜んでいる。

 「ワールド・スキー・アワード」は2013年に始まり、世界各国のスキーリゾートやスキー場のホテル、旅行会社などを対象に部門別に賞を設けている。毎年、世界中のスキーヤーやスノーボーダーからインターネットで投票を募り、11月に最優秀賞が決まる。同リゾートによると、今回は約10万人が投票したという。

 国内ではこれまで、北海道の「ニセコユナイテッド」と「ルスツリゾート」が同賞を受賞してきた。ことしはノミネートされた国内の15スキーリゾート中、初めてロッテアライリゾートが受賞した。「ワールド・スキー・アワード」のサイトによると、非圧雪の自由滑走エリアが80%以上あることや、客室が長期滞在に適していることなどが評価されたとしている。

 スキー場とホテルが一体となった同スキーリゾートは2017年にオープン。昨シーズンは約7万人のスキー、スノボ客らが訪れ、約半数はオーストラリア人やアジア地域からの外国人が占めた。

 12日にオープン予定の同リゾートは、管理外のエリアでの滑走を全面禁止にするなど、山の斜面で新雪を滑走する「バックカントリー」対策にも力を入れている。

 中谷高士代表取締役兼総支配人(50)は「雪が降ると、平日でも多くの外国人スキーヤーらが集まってきた。圧雪しない雪のコースや、雪の量が外国人が滑る環境に合っていたのでは」と分析する。今後も最優秀賞受賞を目指したいとした上で、「より多くの海外、日本人客に来てもらうため、幅広い層が楽しめるスキー場にしていきたい」としている。

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