試験点灯で、幻想的に彩られた諏訪町通り

試験点灯で、幻想的に彩られた諏訪町通り

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おわらの風情 ライトアップ 夜の八尾バスツアー

北日本新聞(2020年12月18日)

 夜の富山市八尾地域中心部を巡るバスツアーが19日に始まる。越中八尾観光協会などが実施。ライトアップした諏訪町通りの散策や、おわらのステージを楽しんでもらい、坂の町の魅力をPRする。同協会は「町が進める通年観光の一環として定着させたい」と期待を寄せる。

 ツアーは越中八尾観光協会や旅行会社「クラブツーリズム」(東京)などでつくる「越中八尾通年観光推進協議会」が企画。観光庁が公募した誘客を多角化するための実証事業に選ばれ、助成を受けた。

 富山駅を発着点とした約3時間半のプログラムで、午後4時に出発。八尾おわら資料館(東町)を見学し、八尾曳山(ひきやま)展示館(上新町)でおわらのステージを鑑賞するほか、諏訪町通りでは、約40個の発光ダイオード(LED)でライトアップされた石畳の坂を歩く。

 11月下旬に諏訪町通りで試験点灯を行い、紫や赤、緑など色鮮やかな光が通りを照らした。同協会の杉山峰夫会長は「今回のツアーをきっかけに、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ八尾の観光需要を少しでも回復させたい」と話している。

 来年2月14日まで、土日を中心に計12回開く。料金は1人1800円(税込み)で、夕食付きのプランもある。問い合わせは同協会、電話076(454)5138。

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