常陸宮家に献上する越前水仙を選ぶ関係者=12月24日、福井県南越前町河野事務所

常陸宮家に献上する越前水仙を選ぶ関係者=12月24日、福井県南越前町河野事務所

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香り豊かな越前水仙、常陸宮家へ 福井県南越前町が発送

福井新聞(2020年12月25日)

 常陸宮家に献上する越前水仙の発送式が12月24日、福井県南越前町の町河野事務所で行われた。越前海岸の寒風に耐えて香り豊かに育った、同町河野地区産の切り花などが25日に届けられる。

 1990年に常陸宮ご夫妻が来県された際、水仙がお好きであると話題になり、産地の南越前町、福井市、越前町が持ち回りで毎年献上している。今年で31回目。切り花150本、鉢植え1点、プランター6点を送った。

 式典では岩倉光弘町長、県丹南農林総合事務所の前田益伸所長、JA越前たけふの冨田隆組合長が、最高級品の切り花をさらに吟味して箱詰めした。岩倉町長は、11月に越前海岸が国の重要文化的景観選定の答申を受けたことに触れて「町として生産農家と協力して越前水仙を守っていきたい」とあいさつした。

 河野水仙出荷組合の女性は「獣害の影響で生産者が減り、組合に入っている農家は現在3軒。献上できる花を育てられるかプレッシャーだったが、何とか最高の水仙を出荷できた」とほっとした表情を浮かべていた。

 例年は担当市町の首長が上京して献上しているが、今年は新型コロナウイルス感染防止で発送による献上となった。

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