大きさが普段の3倍以上のハンバーグなど期間限定の大盛りメニューを楽しめる「本町ガチ盛りまつり」が6日、新潟県上越市高田地区の飲食店で始まる。肉料理やスイーツなど各店オリジナルのメニューを用意。新型コロナウイルスや豪雪で集客に苦しむ商店街のにぎわい復活を目指す。
地域活性化を担うまちづくり会社「高田本町まちづくり」が企画し、今年で7回目。県内外の胃袋自慢が"ガチ盛りメニュー"に挑戦する人気のイベントだ。
今年は本町商店街を中心に10店が参加する。「ステーキダイニングブラン」(本町4)では、たっぷりの赤身肉と、ウニとイクラをぜいたくにちりばめた「国産牛 バラチラシ丼」(税込み3580円)を提供する。「肉と海鮮のハーモニーは抜群」と井上智宏店長(34)自慢の特別メニューだ。
「ぶらんカフェ」(本町3)は通常の3・5倍のハンバーグが楽しめる「スペシャルロコモコ丼」(同2500円)を提供する。
10店中4店では、ワッフルやプリン、パフェなどスイーツを味わえる。「レジーナスイーツ&ベーカリー」(西城町3)は、食パン1斤をまるごと使った「ガチ盛りハニートースト」(同1518円)を販売。「甘党にぜひおすすめ」とベーカリー担当の橋本要さん(28)も一押しする。
今年は感染予防のため、1グループ4人程度を上限とする。食べる前に大皿からすべて取り分けてもらう。
例年、参加店が満席となるほどの盛況ぶり。高田本町まちづくりは「テークアウトできる店もあるので、感染対策を取りながら楽しんでほしい」と期待している。
28日まで。6、7日は混雑が予想され、各店とも予約を呼び掛けている。問い合わせは高田本町まちづくり、025(522)3415。