「お弁当ステーション@道の駅」と題し、新潟県三条市の道の駅「庭園の郷保内」は、飲食店の特製弁当や総菜の販売を始めた。訪れた買い物客が、三条の"自慢の味"の中から自分好みの一品を選んでいた。
新型コロナウイルスの影響で、お客さんが減っている市内の飲食店を少しでも応援しようと、同道の駅が企画した。
初日となった20日は、これまで道の駅と取引のあった、料亭やラーメン店など6店が出店した。三条名物の車麩(くるまぶ)をはじめ、タレカツ丼、バッテラ、ハンバーグ弁当、チャーシュー、卵焼きなどのメニュー70食分が並んだ。
長岡市寺泊の自営業男性(63)は「知っている店もあり、おいしいのは間違いない。飲食店は新型ウイルスで大変な状況だが、少しでも助けになれば」と話しながら、弁当を手にした。
お弁当ステーションは、2月は土、日曜日と祝日にオープンし、3月以降は平日も含めての開催を検討している。販売に参加してくれる飲食店も募集している。問い合わせは同道の駅、0256(38)7276。