福井県内112の児童館・児童センターの取り組みを紹介する企画展「児童館フェスタ2021」(福井新聞社後援)が、坂井市の県児童科学館で開かれている。パネル展示では子どもの笑顔あふれる活動の様子や趣向を凝らした作品が並ぶ。14日まで。
会場には、ゲームや工作、お年寄りとの交流をはじめ、七夕やクリスマス会などの催し風景の写真が並び、新型コロナ禍でも伸び伸びと活動する様子を紹介。
コロナ禍でも身近な楽しみを見つけてほしいとの思いから取り組んだ幕末の福井の歌人橘曙覧の「独楽吟」にちなんだ展示は、「楽しみは、家族とシチューを食べるとき」など心温まる作品が並ぶ。
丸岡城の桜や絵本作家加古里子さんの絵本をモチーフにした展示もあり、壁飾りや人形など手作りの作品と併せて来場者の目を引いていた。
13、14の両日は芝生広場で「2024春北陸新幹線 福井・敦賀開業PRイベント」と銘打ったミニ新幹線乗車体験があり、屋内ではクイズをフラッシュ撮影すると答えが浮かぶ「新幹線クイズラリー」を企画する。13日には福井国体マスコット「はぴりゅう」と一緒に親子で楽しめる体操、14日はトランペットのコンサートがある。催しの詳細は同館ホームページで。