えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)は4月29日、蒸気機関車(SL)D51形の体験乗車を中心とし、幅広い世代に鉄道の魅力を伝える「直江津D51(でごいち)レールパーク」を上越市にオープンする。
レールパークは、直江津運転センターの一部を一般開放する形で設置する。目玉となるD51には客車をつなぎ、隣接する直江津駅までの約200メートルを乗車体験できるようにする。
また、転車台にD51を乗せて回転させる様子を公開するほか、413系電車の車内でグッズを販売したり、缶詰作りなどの体験コーナーを設けたりすることを想定している。
当面は週末を中心に、事前予約制で営業する予定。料金や営業時間などは4月半ばをめどに公表する。
鳥塚亮社長は「できるだけ早くお楽しみいただけるよう準備し、各地から多くの鉄道ファンに通ってもらえればうれしい」と話した。