蕗谷虹児記念館の前に立つリサとガスパールを描いた「リサとガスパール しばたにくる」の下絵(蕗谷虹児記念館提供)

蕗谷虹児記念館の前に立つリサとガスパールを描いた「リサとガスパール しばたにくる」の下絵(蕗谷虹児記念館提供)

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リサとガスパール 虹児とコラボ 新発田・蕗谷虹児記念館

新潟日報(2021年4月5日)

 世界的人気を集めるフランスの絵本シリーズ「リサとガスパール」と新潟県新発田市出身の叙情画家・蕗谷虹児(1898~1979年)がコラボレーションした描き下ろし作品7点が、同市の蕗谷虹児記念館で27日から初公開される。記念館の前に立つリサとガスパールの油彩画「リサとガスパール しばたにくる」や、虹児の美人画「花嫁」に刺激を受けて描かれたスケッチなどで、記念館の担当者は「多くの人に見てほしい」と呼び掛けている。

 「リサとガスパール」は、パリ在住の画家ゲオルグ・ハンスレーベンさんと作家アン・グットマンさん夫妻による合作で、世界200万部以上の発行部数を誇る人気作。犬でもウサギでもない不思議な生き物の2人が日常の冒険を繰り広げる物語で、ぬくもりあふれる優しいタッチの絵が特徴だ。

 描き下ろし作品「リサとガスパール しばたにくる」など7点は、記念館の企画展「みんなのリサとガスパール展」(27日~8月8日)のために描かれた。同シリーズの絵本原画など約60点とともに展示される。

 記念館の長谷川静生さん(68)が、幅広い世代に来館してもらおうと企画した。以前に東京都の美術館でプランナーとして夫妻の展覧会に携わった際に面識があったため、「地域に世界レベルの作品を呼び、生の作品を子どもたちに見てほしい」との思いから絵本原画の出品を依頼。虹児作品の写真をメールで送ったところ、「素晴らしい企画。主人公が新発田を訪ねて日本の衣装を着たらどうか」とハンスレーベンさんから提案され、下絵やスケッチの写真が送られてきた。

 「特に描き下ろしを依頼したわけではなかったので驚いた。純粋に虹児の作品に魅力を感じて描いてくれたのだろう」と長谷川さん。「世界の絵本作家が時代もジャンルも超えて虹児に刺激を受けて描いてくれる。こんな機会はめったにないので、ぜひ多くの人に見てほしい」と話している。

詳細情報

リンク
施設案内 蕗谷虹児記念館|新潟県新発田市公式ホームページ https://www.city.shibata.lg.jp/shisetsu/kanko/kanko/1005062.html

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