新潟県上越市安塚区のキューピットバレイスキー場は２４日、スキー場内にあるコテージを改装し、自然の中でくつろげる「グランピング」施設として営業を始める。コテージでぜいたくなひとときを過ごしながら、豪華な食事やバーベキューを楽しめる。

　これまで素泊まり向けの宿泊施設としてコテージを利用してきたが、密を回避しながら、初心者でも気軽にアウトドア体験を楽しめるよう、グランピング施設としてリニューアルした。

　宿泊プランは１泊２食付きのプランと、食材や道具は持ち込み、バーベキューができるプランの２種類。１泊２食付きでは、施設内の雪室で熟成させた肉やソーセージを使ったグリル料理が堪能できる。バーベキューセットのレンタルもある。

　コテージには新たに簡易キッチンや、近距離無線通信「ブルートゥース」のスピーカーを設置。定員やベッド数を減らす代わりに、広々としたソファベッドを置き、ゆっくりとくつろげるように改装した。

　佐藤利幸総支配人（５２）は「ゴールデンウイークや長期休みにぜひ、家族や友人とグランピングに訪れてもらえれば」と期待している。

　料金は時期や曜日によって異なる。１泊２食付きは３人１室で１人１万７千円から、食事などを持ち込むプランは同９千円から。

　予約、問い合わせは同スキー場、０２５（５９３）２０４１。キャンプ場専用の予約サイト「なっぷ」でも受け付けている。