恐竜王国・福井を首都圏で発信する「Jurassic Fantasy(ジュラシック・ファンタジー) 恐竜王国 福井の物産展」が7月1日、東京・上野の上野マルイで始まった。バラエティーに富んだ恐竜グッズなどの販売を通して、子どもから大人まで楽しめる福井県の魅力をアピールしている。15日まで。
2024年春の北陸新幹線敦賀開業に向け、県の認知度を高めるのが狙い。福井新聞社がプロデュースし、恐竜グッズを展示するとともに、16日に勝山市の県立恐竜博物館で始まる特別展「海竜~恐竜時代の海の猛者たち~」(同博物館、福井新聞社主催)をPRする。
県立恐竜博物館に隣接する恐竜グッズ専門店「スーベニアショップ ラプトル」が出店。自由に色付けできる恐竜のフィギュア、文字盤を恐竜のフォルムにかたどった木製時計、立体パズルなど約130点を並べている。
福井が舞台のテレビアニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」と県がコラボレーションしたグッズの特設コーナーを設置。恐竜の着ぐるみ姿の登場人物などをデザインしたトレーナーやシャツ、クッション、文房具など約100点を取り扱う。このほか厚揚げ、羽二重餅、越前そば、越前焼、若狭塗り箸なども販売し、福井の食文化と伝統工芸も発信している。
担当者は「都内では福井県が恐竜王国であることを知らない人も多い。気軽に興味を持ってもらう場にしたい」と話している。