新潟県上越市高田地区の夏の風物詩「観蓮会」が17日、高田城址(じょうし)公園で始まった。堀一面に広がるハスの葉の間から、ピンクや白の大輪がすくっと伸び、園内を彩っている。
今年で42回目。ハスは外堀の広範囲に咲き、その規模や紅白入り交じって咲く美しさから「東洋一」とも称されている。
開幕前日の16日朝も、花を眺めながらのウオーキングや写真撮影を楽しむ人が見られた。
出勤前に堀沿いを散策していた妙高市の保育士の女性(59)は「風にそよぐ花がきれいで安らぐ。仕事も頑張れる」と、満喫していた。
会期は8月22日まで。感染対策のため、「3密」を避けての観賞を呼び掛けている。