五輪をイメージした5色で照らされた佐渡金銀山の関連遺産「北沢浮遊選鉱場跡」=22日夜、佐渡市相川北沢町

五輪をイメージした5色で照らされた佐渡金銀山の関連遺産「北沢浮遊選鉱場跡」=22日夜、佐渡市相川北沢町

新潟県 佐渡 アウトドア・レジャー

5色の光 五輪選手にエール 佐渡 北沢浮遊選鉱場跡

新潟日報(2021年7月26日)

 東京五輪の開幕前夜の22日、世界遺産登録を目指す新潟県の佐渡金銀山の関連遺産「北沢浮遊選鉱場跡」(佐渡市相川北沢町)で、五輪をイメージしたライトアップが始まった。青や赤に照らされ、闇に浮かび上がる遺構に、訪れた人たちがカメラを向けていた。

 北沢浮遊選鉱場は金銀を回収する施設で、昭和10年代の建設当時は東洋一の規模とされた。現在はコンクリートの構造が残る。アニメ映画「天空の城ラピュタ」に登場する遺構を思わせるとして、観光客に人気が高い。

 ライトアップは、世界遺産登録の機運を高めようと、佐渡市が毎年実施している。22日は、通常のライトアップを五輪版に変更。5色の輪で五大陸を表す五輪のマークにちなみ、5色で選鉱場跡を彩った。

 佐渡市観光振興課は「ライトアップを通じ、佐渡からも選手たちへ応援の思いを届けたい」とした。

 8月9日まで。午後7~10時。観覧は無料。

詳細情報

リンク
北沢浮遊選鉱場 | さど観光ナビ https://www.visitsado.com/spot/detail0091/
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