「しろうるし」にそろうポーリッシュポタリー=福井県越前市粟田部町

「しろうるし」にそろうポーリッシュポタリー=福井県越前市粟田部町

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ポーリッシュポタリーで頂くおしゃれカフェ「しろうるし」 越前市、越前漆器と競演も【ふくジェンヌ】

福井新聞(2021年8月6日)

2021年3月にオープンした福井県越前市粟田部町にある「しろうるし」さんへ行ってきました。「しろうるし」さんは、世界を旅した社長さんが惚れ込んだポーランド陶器のマグカップと、漆塗り職人である奥さまのお父さまが手がけた越前漆器がならぶ喫茶店です。

社長さんが惚れ込んだ「ポーリッシュポタリー」というマグカップは、社長さん自らがポーランドの窯元から直接輸入されているとのこと。コロンとした丸みのあるフォルムと、ポーランドの職人さんの手によって一つ一つ絵付けされた模様は千差万別で、何とも愛らしく、ついつい手に取ってしまいます。

「ポーリッシュポタリー」は見た目の可愛さだけでなく、保温性にも優れていて、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいままを保てるそうです。お店にある「ポーリッシュポタリー」は購入も可能で、どれにしようか悩んでしまいますね。もちろんプレゼントにもピッタリです。

「しろうるし」さんでは、その「ポーリッシュポタリー」で、スリランカの珈琲や紅茶、ポーランドのカップスープをいただくことができます。今回は、スリランカミルクティー「キリテー」とポーランドのカップスープ「ガーギン」をいただきました。奥さまが入れてくださる「キリテー」は、温度や空気の入れ方にこだわられていて、甘く優しい口どけがとても飲みやすく、「ポーリッシュポタリー」がその温度を保ってくれるのでいつまでも美味しくいただけました。

「ガーギン」のカップスープは、奥さまオススメのスープで、きゅうりの漬物がベースとなっており、塩辛さと酸っぱさの両方が楽しめるあっさり飲みやすいスープでした。日本ではなかなか味わうことのできないスープを楽しむことができます。

また、「ポーリッシュポタリー」が載ったおぼんや、お茶菓子の入ったお皿は、漆塗り職人である奥さまのお父さまによって塗られた漆器です。丁寧に作られた伝統的な漆器でいただくお茶やお菓子は格別でした。

内装もとっても素敵で、店内で使用している棚や机は、近所の方々の使わなくなったものを再利用しているとのこと。時を経た味わい深い日本の家具や、社長さんが旅の道中で集めた世界各国のインテリアが絶妙に調和しており、とても温かく落ち着く時間が流れていました。

コロナ対策については、常時換気付冷暖房が完備されており、アルコール消毒も設置されています。世界の仲間との繋がり、地域の人々との繋がりから生まれた「しろうるし」さん。福井にいながら世界を感じ、現代に生きながら伝統に思いを馳せる。時間と空間を超える「しろうるし」さんで、素敵なひとときを過ごしてみませんか

◆営業時間◆
10:00~16:00
定休日:月曜日、不定休あり

所在地:福井県越前市粟田部町34-30
電話:0778-43-0351

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 福井銀行の女性行員でつくる「ふくジェンヌ」が福井県内の観光スポットやご当地グルメを紹介します。(インスタグラムでも情報配信中 @fukusienne)

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