開発に携わった氷見高生たち(奥)と、料理を味わう親子連れ

開発に携わった氷見高生たち(奥)と、料理を味わう親子連れ

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「ひみ寒ぶり」の新メニュー提供 県美術館レストラン

北日本新聞(2022年1月16日)

■氷見高生が考案

 県美術館のレストラン「BiBiBi&JURULi(ビビビとジュルリ)」で15日、氷見高校生と同店が共同開発した新メニュー「ブリンミー」と「ブリキッシュ」の提供が始まった。初日は親子連れが訪れ、旬の「ひみ寒ぶり」を使った料理に舌鼓を打った。提供は2月末まで。

 「ブリンミー」はベトナム料理のバインミーをアレンジし、パンにブリの竜田揚げを挟んだサンドイッチで、「ブリキッシュ」は卵の生地に細かく切ったブリの身をまぜている。海外出身者の美術館利用を促し、ブリがさまざまな料理に合うことをアピールするのが狙いという。

 同校海洋科学科は昨年8月、同店を運営する会社「富山とイート」から、「ひみ寒ぶり」を使ったメニューの考案や氷見市のPR企画について打診を受けた。3年生20人がオリジナルメニューを考え、審査や試食を経て2品の提供が決まった。

 この日は同校の生徒がメニューの説明や、研究開発してきたイワシの缶詰について説明。親子連れ6組約20人が料理を味わった。開発に携わった谷内優斗さん(3年)は「おいしく食べてもらえたらうれしい」と話した。

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