二十四節気の一つ「立春」の４日の県内は、冬型の気圧配置の影響で時折、雪がちらついた。富山市宮尾の県民会館分館内山邸では、冷え込みの中で、咲き始めたウメが春を感じさせた。

　梅園には約６０本が植えられている。このうち紅梅の「八重寒紅」が数輪ほころび、土蔵の白壁に映えた。内山邸の木村純一郎主任は「花の香りが立ってきたので、もうすぐ本格的に咲き始めるのではないか」と話していた。