えちぜん鉄道の絵手紙が並ぶ男性の作品展=福井県坂井市坂井町のJR丸岡駅

えちぜん鉄道の絵手紙が並ぶ男性の作品展=福井県坂井市坂井町のJR丸岡駅

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えち鉄の旅、絵手紙で JR丸岡駅で地元男性80点披露

福井新聞(2022年2月10日)

 えちぜん鉄道の駅舎や車両を絵手紙に表現している福井県坂井市の男性の作品展「絵手紙で辿(たど)るえち鉄の旅」が、同市坂井町のJR丸岡駅内「ごうちゃんホール」で開かれている。三国芦原線、勝山永平寺線の43駅を訪ねてスケッチした作品を中心に約80点が並んでいる。20日まで。

 東十郷まちづくり協議会が主催。同会の男性が2000年ごろから描いた作品を展示している。三国芦原線の作品は展示してきたが、11年から10年かけて完成させた勝山永平寺線を含めた個展は今回初めて。

 色紙サイズから、横1メートル、縦70センチの大作を路線の順番通りに並べている。駅舎や電車、風景を水墨でスケッチし顔彩で色付け。「紫陽花(あじさい)が歩道橋を埋め尽くす。そんな印象の駅前広場」(三国駅)、「駅はセピア色 街は浪漫色」(田原町駅)、「石垣に城が立つ」(志比堺駅)-など見て感じたままを文でしたため、出会った人々との思い出も一緒につづっている。

 海外の旅先でのスケッチ、野菜や花に川柳を添えたうちわ型の作品も披露。男性は「新型コロナウイルスで旅行ができない人が多い。ゆったりと楽しみ、旅気分を味わってもらえれば」と話している。

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