会員が丹精込めて育てたランが並ぶ会場

会員が丹精込めて育てたランが並ぶ会場

富山県 富山・八尾 花・紅葉 祭り・催し

心遣い光る346点 県蘭まつり大会

北日本新聞(2022年3月5日)

 北陸最大規模のラン展「第50回県蘭まつり大会」が4日、富山市婦中町上轡田の県中央植物園で始まった。会員38人の細かな心遣いが詰まった346点が会場を彩っている。6日まで。

 県蘭協会(堂故茂会長)と県中央植物園が毎年開催。カラフルな洋ラン、素朴な色合いの東洋ランなどがずらりと並び、来場者がカメラで撮影したり、香りを楽しんだりしていた。

 節目を記念し、特別展示を充実させた。交配によって県内で生み出されたシュンランや、中央農業高校の生徒が進めるラン栽培の取り組み、過去の大会のポスターなどを紹介。ランの苗がもらえるクイズラリーもある。

 開会式で中田政司園長、長谷川道隆花と緑の銀行専務理事、岡田拓郎県蘭協会理事長、沢井北日本新聞社営業局長らがテープカットした。

 5、6日は午前10時半から東洋ラン、午後2時から洋ランの栽培講習会を行う。開園は午前9時~午後5時(入園は同4時半まで)。北日本新聞社協賛。

えきねっと びゅう国内ツアー

富山・八尾 ニュース