福井県越前市の第４１回菊花マラソン（同市、市教委、市スポーツ協会、武生商工会議所、福井新聞社主催）は１１月３日、開かれる。新型コロナウイルス禍の影響による中止を経て３年ぶりの開催。９月１６日まで（インターネットは同２６日まで）、５種目２８部門で参加者を募っている。

　ハーフ、１０キロ、５キロ、３キロ、２キロの５種目で、いずれも武生西小をスタート、武生三中をゴールとするコースで行われる。高低差は１４メートルと少なくフラットで走りやすいのが特徴。秋の日野川や田園風景を楽しみながら記録に挑戦できる。

　ゲストランナーは、１９９９年世界選手権の女子マラソンで銀メダルを獲得し、シドニー五輪に出場した市橋有里さん。現役時代は腰高で軽やかなフォームが注目された。３キロの高校生以上男子の部に出走する。

　２キロファミリーの部は、小学１～４年生と親または祖父母のペアが対象。スポーツ少年団の５人１チームによる対抗戦のエントリーも受け付ける。

　午前８時２０分から開会式が行われ、同９時のハーフを皮切りに３、５、１０、２キロの順でスタートする。新型コロナ対策として過度の密集を避けるため、スタート時刻は部門ごとに細かくずらす。表彰式は行わず、会場内で上位入賞者を掲示した上で表彰状は後日に発送する。

　参加賞はオリジナルタオルのほか、市武生中央公園で開催中のたけふ菊人形でＯＳＫ観劇や遊具に使える３００円割引券の特典がある。ハーフ各部門の１位には、オーダーメードのマラソンウエアを贈る。当日発表する特定の順位を対象に、特産品などの特別協賛賞が用意されている。

　参加料は小中学生、オープン種目のチャレンジの部が千円、ファミリーの部が２千円、５キロと３キロの高校生以上が２５００円、ハーフと１０キロが３千円。１８歳未満は保護者の同意が必要。参加はインターネット（ｈｔｔｐｓ：／／ｒｕｎｎｅｔ．ｊｐ／）と事務局申し込みで受け付ける。問い合わせは市スポーツ課内の実行委員会＝電話０７７８（２２）７４６３。