開発した新商品「はにえごまケーキ」をPRするリーダーの小島さん(右)ら

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エゴマの焼き菓子できた 19、20日販売、富山商業高生が開発

北日本新聞(2022年11月11日)

 富山商業高校会計科3年生12人は10日、県産エゴマと蜂蜜を組み合わせた焼き菓子「はにえごまケーキ」を発表した。口に入れると、甘さと香ばしい香りが広がる。19、20の両日に同校で開かれる模擬会社「TOMI SHOP」のイベントで販売する。

 商品開発を通して流通やトレンドを学ぶ「課題研究」の授業の一環。コロナ禍で自宅で過ごす人が増えたため、生徒は長く保存できる焼き菓子の需要があると考え、パウンドケーキを作ることにした。6月から試作を始め、富山市で普及が進む「富山えごま」の魅力を伝えることにした。

 パウンドケーキは長さ17センチ、幅9センチ、高さ5センチ。生地に蜂蜜を練り込み、エゴマの実を入れた。パッケージには、エゴマの葉や実、蜂蜜のイラストを描いた。商品開発のリーダー、小島拓海さん(17)は「どんな味が喜んでもらえるか決めるのに苦労したが、おいしく仕上がった」と話した。

 食料品卸のカナカン(金沢市)と金澤兼六製菓(同)が材料の調達や製造で協力した。

 焼き菓子は1個650円。19、20日に計600個を限定販売する。

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