福井県のえちぜん鉄道は、2023年用のオリジナルカレンダーを販売している。来年は全線開業から20年の節目に当たり、これまでのカレンダーからえりすぐりの作品を載せた"ベスト版"となっている。
挿絵を描いたのは札幌市在住のイラストレーター鈴木周作さん。11年用から毎年担当している。表紙を含めA2判の7枚。雪景色に包まれた小舟渡駅(永平寺町)周辺や、坂井平野ののどかな田園を走る車両など、四季折々の美しい風景を優しいタッチの水彩色鉛筆で描いている。
1部千円。有人15駅や県内書店のほか、えち鉄のホームページと電話で通信販売を受け付けている。販売は来年2月末まで。問い合わせはお客さま相談室=フリーダイヤル(0120)840508。
えちぜん鉄道は、旧京福越前線で起きた2度の列車正面衝突事故の後、03年10月に全線開業した。