福井県坂井市の一筆啓上日本一短い手紙の館で、冬の企画展「全国旅する絵手紙展」が開かれている。全国各地の名物や名所、祭りなどが描かれた絵手紙約320枚が展示されている。1月29日まで。
作品を通して旅行気分に浸り、旅のきっかけにしてもらおうと企画。一般社団法人日本絵手紙協会の協力を得て、47都道府県全てにまつわる作品を集めた。
絵手紙は縦40センチ横25センチの大きいサイズまであり、地方ごとに9枚のパネルに分けて展示。サケの紅色が鮮やかな石狩鍋(北海道)、迫力満点のなまはげ(秋田県)、京都の祇園祭といった各地を象徴するものが、水彩画などで個性豊かに描かれている。県内からは三国祭の人形山車を描いた作品が並んでいる。
開館は午前9時~午後5時。入館料は高校生以上200円、中学生100円、小学生以下無料。