魚津水族館(富山県魚津市三ケ)は、「Happy new "ear"」と題して卯(う)年にちなんだ企画展示を行っており、「海に住むウサギ」を紹介している。22日まで。
英語でラビットフィッシュと呼ばれる「アイゴ」を展示し、突き出た口がウサギの顔を思わせる体長約9センチの2匹が泳ぐ。真っ白な姿が特徴的なウミウサギの貝殻6個も並ぶ。
「ウサギの耳」をテーマに、魚の平衡感覚を保つ器官「耳石(じせき)」の標本も紹介し、ブリやサケなど10種類それぞれの大きさや形を見比べられる。富山湾大水槽の餌やりでは、ダイバーがウサギの耳を付けて潜る。
同館の「うおすいサポーター」としてカエルの研究に取り組んでいる中西瑠煌斗君(黒部市若栗小5年)がこのほど、カエルの種類や生態などを学芸員さながらに解説した。