富山市篁牛人(たかむらぎゅうじん)記念美術館の館蔵品展「ミミズクとカラス」が、同市安養坊の同館で開かれており、ユーモラスな作品32点が展示されている。29日まで。
カラスとミミズクのやりとりが文字と共に描かれている「烏(からす)とみみずく」や「ナルホドタイシタモンダノー」のほか、体をうねらせる龍を描いた六曲一双屏風(びょうぶ)「蛟龍(こうりゅう)」なども並ぶ。
牛人は富山市出身の画家。渇いた筆で墨を擦り込む「渇筆(かっぴつ)」技法を駆使した水墨画で知られる。
同館は今月30日から3月15日まで臨時休館する。