イチゴ狩りが楽しめる観光農園「いちごハウス農楽里(のらり)」(福井県あわら市山十楽)が2月10日、今季のオープン(22日)を前に地元の園児を招待した。園児は真っ赤に熟した大ぶりなイチゴを口いっぱいに頰張り、大喜びの様子だった。
農楽里は「あわら農楽ファーム」が経営。ハウス3棟で、濃厚な甘さと適度な酸味が特徴の「紅ほっぺ」5400株を植え、徹底した温度や堆肥管理で育ててきた。
この日は、同市金津こども園の年長23人が甘い香り漂うハウスを訪れた。県が認定する「農遊コンシェルジュ」が「真っ赤でぴかぴかしたイチゴを選び、そっとひねってね」とアドバイスすると、園児は友だち同士で大きさを比べ、口を大きく開けてぱくり。「すっごい甘い」と笑顔を見せ、中には15個も食べておなかいっぱいになる園児もいた。
イチゴ摘み体験(有料)は5月末まで。予約制で火曜定休。申し込みは農楽里=電話0776(63)6341。