富山県ゆかりの若手作家を紹介する企画展「ART BOX(アートボックス)」が、上市町郷柿沢の西田美術館で開かれ、富山ガラス工房所属のガラス工芸作家、宮本崇輝さん(37)と小宮崇さん(37)の作品を展示している。3月12日まで。
シリーズの15回目。今回は2人展で、「Life goes on」のサブタイトルで計43点を並べた。
宮本さんは東京都出身で、多摩美術大工芸学科ガラス専攻卒。デンマークで暮らしていた頃に見た水平線に着想を得た「水平線の記憶」シリーズなど31点を出品した。
小宮さんは埼玉県出身で、明星大日本文化学部造形芸術学科ガラスコース卒。白を基調にした「White Object」シリーズの花器やつぼなど12点を紹介している。
3月5日にワークショップがある。北日本新聞社後援。